18歳年上の彼!最低最悪の恋愛
私は現在30歳の会社員です。今回お話するのは、私が23歳の頃に体験した最悪の恋愛です。あれは本当に大失敗でした。その当時、私がお付き合いしていたのは、なんと18歳も年上の飲食店経営の男性でした。その恋愛が、とにかく最低!最悪!の連続だったのです。
恥ずかしながら、当時の私は恋愛に対してはとても積極的でしたし、まさか自分があんな男にひっかかって失敗するなんて思ってもみませんでした。
では、具体的にどのようなことが起こり、なにが失敗だったのか、また、もう絶対失敗しないために私が心がけていることなどなど、ひとつひとつ公開処刑のように下記に列挙してまいりますので、よろしければご一読ください。
ちなみに、私は現在交際中、同棲中の彼がおります。
あんなことがあったからこそ恋愛に対して、より慎重になり、しっかり結婚を見据えた上でゲットした最高の年下彼です。
オーナーという立場を利用して…
私のこの大失敗恋愛のお相手は、当時の上司に当たる人でした。当時私は、とある飲食店で働いていました。その飲食店のオーナー兼店長が、私の失敗談のお相手であるTさん(当時41歳)です。
41歳という年齢でしたが、本人曰く、結婚暦もなく、子どもも居ない、ということでした。今となってはそれも怪しい気もしますが、、、
当時の私は、女でも男性の中で台頭したい、上を目指したい、と躍起になっていましたので、恋愛なんかしている暇ない、と少々むきになっていたところもあったのかもしれません。
そして、若かったですので、同世代の男性からのアプローチは、どれも取るに足らないとして、ことごとくむげにしておりました。今思い出すと、そんな虚栄心こそが失敗の原因だったのでしょう。
とにかく、同世代の友人たちが恋愛に四苦八苦する中、私は仕事でスキルアップすることを信条に、恋愛にうつつを抜かすことなくいよう、と肩肘を張っておりました。そんな私の仕事に対する姿勢が良い、とほめてくれた人がいました。
それが件のTさんです。
Tさんは男性である前に、私の直属の上司でしたので、そんな人にほめられて嬉しいのは当然です。
私は素直に喜びました。
今考えると、そこで気を許してしまったのが、この失敗劇の序幕でした。
Tさんはそこですかさず、
「素直なところもいいね、今度仕事は抜きにしてプライベートでどこか遊びに行こうか」
と誘ってきました。
そこで気づいて少し冷静になればよかったのですが、当時若かった私は、上司にほめられた上、個人的に誘われたことですっかり気をよくしてしまって、その誘いをついつい受けてしまったのです。
若さとやる気に付け込む最低男!
最初の間は私もまだ、恋愛と仕事を両立させようという意欲に満ちていたので、相手の嫌な部分もあまり気にせず、少々喧嘩をしても仕事に打ち込むことで解消していたので良かったのです。
しかし、しばらくしてくると、Tさんの嫌な部分(特に女性関係)が頻繁に見え隠れするようになり、仕事に打ち込もうにも、そこはTさんが経営する会社でしたので、いまいちやる気が起きない、という事態が発生してきたのです。
とはいえ、Tさんがそばで一緒に働いていると、ついつい恋愛と仕事の両方を存分に味わいながら甲斐甲斐しく働いたものです。
ある時、会社の同僚S(24歳、女性、独身)と、珍しく二人で飲みに行くことになりました。
Tさんにも報告しました。
喜んでくれると思ったのですが、なぜか不服そうな様子でしたので、不信に思ったのですが、約束してしまったので私は気にせずSのところへ赴きました。
Sとは、会社の話やそれぞれの友人の話なんかをしたあと、ついお互いの恋愛の話になりました。女の子が集ったらおのずと恋愛トークになりますものね。Tさんは最初からそれを危惧していたのでしょう。
その際、Sは私に驚くべきことを言いました。
「私、一年ほど前からTさんと個人的に会ってるんだけど、これって、好きになってもいいと思う?」
という内容のものでした。
私は衝撃を受けました。
騙された、失敗した、と泣けてきそうでした。
私はそこで失敗を確信し、Tさんと別れる覚悟を決めました。後日聞くと、どうやらTさんは女子社員のほとんどに手を出していたそうです。ちなみにSはそういった事情を知った上でTさんと会っていたようです。
Tさんから言わせれば、多少バレても、女の子同士が敵対心を燃やして、より一層仕事に励むようになるから、といったところでしょう。女の子の若さとやる気に付け込む、最低のおじさんでした。
以上が私の失敗談です。
これ以来、職場恋愛は是が非でも避けるようになりました。
現在の職場は女性ばかりですし、友人の紹介で知り合った年下男性と、近く結婚も控えています。この経験があったからこそ慎重になれた、という点では、少しはこの最低男にも感謝しなくてはなりませんね。