ゲス恋上級者の店長。同僚の親友からバイトまで手を出すクズとの恋愛の失敗

洋服屋

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店長との2人だけの特別な関係

これは私が正社員で、販売職についたばかりの頃の痛い恋愛のお話です。まだ若く、恋愛にも不慣れだった為に失敗してしまった体験談です。

 

私が配属された店舗は、男の店長と私を含めて正社員の女2人、アルバイトの女3人でした。店長はとても明るくておちゃめな、女の子の扱いの上手い人でした。見た目よりも性格で好きになってしまう私は、初めて会った時から、この人の事を恋愛対象として見てしまうも・・・。と思っていました。

 

もう1人の正社員の女の子の子のAちゃんとはとても気が合い、休みを合わせて旅行に行くほど親しい仲になりました。休みだけでなく、仲が良すぎて仕事帰りは毎日深夜まで一緒にいたりお互いの家に泊まったりしていました。

 

それだけ仲が良かったので、Aちゃんが店長を好きなんだなという事に気がつくのに時間はかかりませんでした。でも、私もその頃にはすっかり店長の事が好きになってしまっていたので、店長の話や恋愛の話には触れない様にしていました。

 

今考えると、これが一番の失敗でした。

店長は、お店の女の子の誰にでも優しい人でした。帰る時間が一緒になった子とは必ず毎回、ごはんに行っていました。自分が誘われた時は嬉しかったものの、他の子が誘われた日には嫉妬心からとてもイライラしました。

 

特にアルバイトのBちゃんを、店長がとても気に入っている様に見えて私も嫌いになってしまいましたし、AちゃんもBちゃんを嫌いになってしまった様子でした。どんどん店長が好きになって来てしまい、気持ちが抑えられなくなって来た時に、店長にごはんに誘われました。

 

私は我慢出来なくなってつい

店長のこと好きです

と言ってしまいました。

 

告白は見事に失敗に終わりました。

 

今は仕事が一番で失敗したくないと思っているから、彼女は作りたくないとの事でした。

が、私とは身体の関係が持ちたい。

と言われました。

 

後から考えると最低な人だなと思いますが、この頃はとにかく店長の事が好き過ぎてOKしてしまいました。

 

その日から、どんなに他の子がごはんに誘われてもイライラする事はなく、自分だけが店長と特別な関係がある、と密かに優越感にひたっていました。

 

二股発覚!しかも本命は別に

店長とそんな関係がしばらく続いた頃、Aちゃんにカラオケに誘われて2人で出掛けました。カラオケでは2人とも酔っ払い、ベロベロになって来た頃に、突然Aちゃんが、

「いま私、めっちゃ恋愛してるんだ〜」

と言い始めました。

 

とても嬉しそうなAちゃんの様子に片想いでもしているのかなと思い、

「え〜、いいじゃん、恋愛!どんな人?」

と聞くと、

「実は、3ヶ月前から!店長と、付き合ってまーす!」

と・・・。

 

一瞬で頭の中が真っ白になり、脳みそのブレーカーが落ちてしまった様な感覚になりました3ヶ月という事は、私と身体の関係になる以前から店長とAちゃんは付き合っていたという事です。

 

知らなかったとは言え、親友と呼ぶほどの仲のAちゃんの大好きな彼氏と身体の関係を持ってしまっていたなんて。しかも、そんな大失敗にも気が付かず、のんきに優越感に浸っていたなんて。

 

大ショックを受ける私の横でAちゃんは嬉しそうに馴れ初めやらノロケ話やらしていて・・・。

 

付き合っているAちゃんはともかく、店長は私には恋愛感情は一切ないのだから、黙っているという選択肢もありましたが、迷ったあげく、やはり大切なAちゃんに嘘はつけないと思い、私の大失敗を告白しました。

 

Aちゃんはその場で泣いてしまい、店長に電話しました。電話の結果2人は別れる事になってしまい、最低な男が相手とはいえ大切なAちゃんがとても傷付いているのを見て胸が締め付けられました。

 

さっきまで、あんなに楽しそうに恋愛話をしていたのに・・・。それでもAちゃんは一度も私を責める事はなく空元気を出して明るくふるまってくれました。その後店長は異動となり、明るくふるまってくれるAちゃんのおかげでこの事件はすっかり忘れ去られていた様に見えました。

 

そんなある日、アルバイトのBちゃんが妊娠して結婚すると言い出しました。

 

相手はなんと、あの店長。

店長は二股どころか、三股をかけて、どうやら本命はBちゃんだった様子。

 

会社の皆に祝福されて結婚して行く店長に私とAちゃんの怒りはおさまらず本社に抗議。店長は減給処分となったそうです。以上が私の若かりし日の失敗談です。

 

この失敗をふまえて、危ない恋愛は一切しない様にしています。

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