高校生の時に初めて付き合った彼氏は話によく聞くメンヘラ束縛男
私が初めてお付き合いをしたのは高校生の時です。入学してすぐ仲良い友達が出来て、その子と「彼氏欲しいよね。恋愛したい。」と話していました。
当時はプリクラ交換が流行っていて、友達が私のプリクラを他校の男子高校生に見せたら「私に会いたい」と言っていると言われ彼氏ができるかもと喜んで会いました。
第一印象は背が高く清潔感がありかっこいいなと思い、何度か友達を交えて遊んでいるうちに向こうから告白されて付き合う事になりました。
その時はただ恋愛に憧れ、彼氏が欲しいという気持ちだけで相手の内面を見ようとしていなかったのが失敗してしまった原因だと思っています。
お付き合いを始めると彼はとても連絡がまめでした。朝、昼休み、学校終わり、夜とずっとメールをくれ、毎日電話もくれました。そうなると私も必然的に携帯電話を見る時間が長くなり、親に「高校生なのに携帯電話ばっかり見て何やってるの。いい加減にしなさい。」と怒られてしまい、彼にもう少し連絡を少なくして欲しいと伝えたら「寂しい」と言うのです。
面倒くさいなと思う気持ちもあったのですが、そこまで私のことを好きだと思ってくれているんだと嬉しい気持ちもあり今思うとこれが失敗でした。
彼の束縛はどんどん激しくなり、一日の行動を詳細に聞きたがるようになったり、デート中にたまたま同じクラスの仲良い男子に会って挨拶しただけで嫉妬をされました。
私が思い描いていた恋愛とは程遠い、束縛される関係に嫌気がさして別れを切り出しました。
彼は絶対別れないと言うので、私もイライラしてしまい「告白をOKしたのが失敗だった。」と言ってしまったのです。
そしたら彼は「そんな事を言うなら今から死んでやる。」と言い、止めるのがとても大変でした。それからも毎日のように別れるなんて言うなら死んでやるとメールが来て、怖くなって両親に相談しました。
結局親同士が話し合って円満に解決したのですが、親に「彼氏に憧れる時期だと思うけど、相手を好きになって相手がどんな人かを分かってから付き合いなさい。」と言われて反省しました。
友人から今はその彼も落ち着いてきちんと生活していると聞いたので、高校生という多感な時期でお互い恋愛に憧れ、本当にお互いが好きかわからないまま付き合ってしまい失敗してしまったのかなと思っています。
高校卒業、大人の恋愛に溺れて気づけばメンヘラ女
高校を卒業してすぐ就職したのですが、20歳の時に合コンで知り合った6歳年上の会社員の方に一目ぼれをしてしまいました。
向こうから連絡先を聞いてくれ、二人きりで食事に行くうちにどんどん好きになっていきました。
高校生の時とは違い門限もないので、夜景を見に行ったり、ドライブをしてとても楽しかったです。道を歩く時は必ず車道側を歩いてくれ、重い荷物はすぐ持ってくれ、こんな恋愛に憧れていたなと嬉しくなりました。
何回かデートをして、告白された時は有頂天でした。
しかしこの時から私の彼に対する気持ちの大きさに彼も気付いていたと思います。付き合って1年程度は毎週末はデートして、とても楽しく何の不安もなく過ごしていました。
しかしある時からデートは夜だけになり、決まって彼の部屋やホテルなので不安になりました。
この時に自分の不安な気持ちを彼にぶつけていれば違っていたのかもしれないですが、この恋愛を終わらせたくないと思ってしまい言い出せなかったのが失敗した原因です。
彼の部屋やホテルで食事をして、セックスをして、あとは寝るだけというデートが悲しくなり、友人に相談したところ「高校生じゃないんだし、そういうのもありなんじゃない?」と言われ、そういうものなのかなと気持ちを切り替えようとしました。
しかしある時私が体調が悪く、セックスを断ったところ明らかに彼が不機嫌になったのです。思わず「体目当てなの?」と詰め寄ったところ、溜息をつかれ「面倒くさい。」と言われたのです。
ショックで彼を失いたくなく、まだこの恋愛を続けたいので必死に謝って関係を続ける事は出来たのですが、今思うと大失敗でした。
私は完全に都合の良い女になってしまい、私が追う立場となり、高校生の時に付き合っていた彼の気持ちがわかりました。
何としてでも失いたくないと思い、彼の気持ちを繋ぎ止めようと思い、本当に苦しい恋愛でした。
そしてそんな私が重かったのか、ついに彼から別れを切り出されました。
私は嫌だと抵抗しましたが「お前みたいな面倒くさい女は嫌だ。付き合った事自体が失敗。」と言われたのです。
諦めきれませんでしたが私も高校生の時は相手に心底嫌気がさしていたので、同じ気持ちなんだなと必死に理解しようとしました。
対等でいられない関係は失敗のもとなんだなと反省しました。