【片思いの恋愛失敗談5】初デートでの失敗に気づかないイタイ女に2回目のデートの誘いなんてあるわけない!

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婚活パーティーで出会った男性と人生初デート

 

私は奥手な性格で恋愛にも引っ込み思案。学生時代は異性といい雰囲気になった体験すらありませんでした。

 

しかし、これではいけない!と28歳ので時に友人と初めて参加した婚活パーティーで、ある男性に出会いました。
パーティーは参加している異性全員と1対1で会話できるものでしたが、男性と楽しくおしゃべりをした経験も乏しいので、とても緊張しました。

 

自分をどうアピールしたら良いのかも分からず、何も話せずに終わってしまう相手もいて、「婚活パーティーなんて、私にはハードルが高過ぎた。失敗だったかな」と少し落ち込んでいました。何人目かに私のところへ来たのは3つ年上の営業マンでした。

 

お仕事柄でしょうか、私が萎縮しているのに気付いて優しく声をかけてくれました。

それで勇気を出して話してみると、気さくでとても聞き上手な方で、私の緊張も次第に解れていきました。

その方とはその時に連絡先を交換し、初めての婚活パーティーなのに収穫があったことにとても驚きました。

 

翌日の夕方、彼からLINEで連絡がありました。

映画のお誘いでした。

私が週末は映画を観に行くのが趣味だと話したのを覚えていたようで、とても嬉しかったです。

 

男性からLINEが来たり、自分の趣味を覚えてくれていたり、デートに誘われたり、これまで体験したことがないことの連続で、私は少し怖くなってしまいました。

 

そして仕事やいろいろな理由をつけて、いくつか提案してくれた日を全て断ってしまいました。

私にとって男性と2人きりで会うということは、とても緊張することだったのです。

 

失敗を恐れて自分から彼を遠ざけようとしていました。
彼はその後も週に3回ほど連絡をくれ婚活パーティーから1ヶ月後にようやく初デートをすることになりました。私にとっては人生初の男性とのお出かけです。

 

行き先はやはり映画で、その後はワインが美味しいお店に連れて行ってくれることになりました。
初デートの日、彼は私のお気に入りのブレスレットを可愛いと褒めてくれました。

それに私は「こんなの安物ですよ」と可愛くない返事。

映画の後に良かったシーンを聞かれても、「期待してた程じゃなかったですね」と、素っ気ない態度。

 

食事はお酒の効果もあってか楽しくおしゃべりできたと思います。
しかし、今振り返ると、「もっと可愛く受け答えできたら、彼と付き合えたんじゃないか」「あの時のアレは気分を悪くしてしまったんじゃないか」と思い出すことがとてもたくさんあります。

 

そして初めて男性に1日エスコートされた私は次第に彼を恋愛対象として見るようになっていきました。

 

2回目のデートの誘いがないのは初デートが原因?

私にとっては人生初の恋愛感情です。

とても舞い上がって、以前は彼から連絡があると返すくらいだったのに私の方から連絡することが増えていきました。

 

この時の私は初デートでの失敗に気付いていません。

自分は最終的に楽しかったから相手も楽しかっただろう、と思っていました。

しかし、この考えもまた失敗でした。

 

彼からの返事を待つ間も、それまでに体験したことがないくらいソワソワウキウキしていました。

 

初デートから2ヶ月経ちましたが2回目のデートのお誘いはありません。

女性から誘うのはガッツいていると思われないかと心配で私からはどうしても誘えませんでした。

「彼は仕事が忙しくて、きっと恋愛どころじゃないんだ」と思いながら、定期的にLINEでメッセージを送っていました。

 

この時の私は初めての恋に有頂天になっていて、彼との何気ないLINEのやりとりにも浮き足立っていました。

そのせいで彼が私を既に恋愛対象として見ていないことに気付けなかったのです。
彼は次第に既読スルーするようになり、「どうしたんですか?」と聞くと、「ちょっと疲れてて。ごめんね」と返してきました。

 

私はそれを鵜呑みにして次のお誘いを待ち続けました。
そして初デートから半年、彼の素っ気ない態度に私は次第に連絡を取らなくなっていきました。

 

気になる人に素っ気なくされ、ケンカをした訳でもないのでどうしたら良いのかも分からず友人に相談しました。すると友人から「初デートの時に何かやらかしたんじゃないの?」と言われました。

 

その時に初めて自分の態度を振り返ることができました。

そして自分が彼の立場なら、あんな可愛くない女といても全然楽しくなかっただろうな、と気付いたのです。

 

彼は私を楽しませようとしてくれていたのに私は彼に何の心配りもできていませんでした。

そのことに思い至った時、本当に悲しいくらい恥ずかしかったです。

 

もしこの体験を踏まえて、あの日の自分に何か言うことができたなら、「自分の感情に素直なことは大切だけれど、相手が気遣ってくれるのと同じくらいの気遣いをすることも大切だよ」と言ってあげたいです。

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