アルバイトの留学生男子
私が2年前に食品工場で働いていたときの体験談です。
私は食品工場の社員として勤務していました。私は、工程リーダーとして働いていてアルバイトの人たちに仕事を教える立場でした。勤務していた工場では、積極的に外国人留学生のアルバイトを採用していました。
ある日、ネパール人男子留学生のジュリという人がアルバイトで入ってきました。
私のところにきて、ニコニコしながら挨拶されて私も挨拶を返しました。仕事を教えているうちに、段々と私に綺麗とか言ってくるようになりました。
私は昔から女の子のような顔立ちで、よく綺麗とか美男子とか言われて生きてきましたので、全然抵抗なく普通に接していました。
仕事終わりに、ジュースをよく買ってくれたりして、優しい人だなと私も恋愛感情ではなく、人として男友達として思っていました。
最初に言ってませんでしたが、私はジェンダーレスではありません。
その留学生のジュリとはいつのまにか、かなり仲良くなっていてラインでたまに夜に連絡したりしていました。ジュリの見た目はハリウッドスターの、ウィルスミスみたいな感じで、体も筋肉が凄かったです。
ある日、夜中に私にラインで「凄く綺麗で大好き」と来ていて、かなり飲んで酔っ払ったんだろくらいに思って、てきとうにスタンプを返していました。
会社では何事もなく普通にしていて、勤務態度も真面目なジュリです。もうすぐ、忘年会が会社であります。私の会社では年に一回忘年会があり、そこには外国人留学生もみんな呼んで、どんちゃん騒ぎするのが恒例でした。
忘年会当日、広い居酒屋さんを貸し切りにして始まりました。ジュリは私の横に座ってきました。ビールで乾杯すると、みんなそれぞれ色々な話で盛り上がっていました。
ジュリがビールを5.6杯飲んだ後にウイスキーをロックで何杯も飲んでいて、お酒の強さにかなり衝撃をうけました。そのあともウイスキーをずっとロックで飲んでいました。少し酔っ払ったのか体に寄っかかってニコニコしながらこっちを見ていました。
私もお酒が大好きで飲み始めたら、ついつい飲み過ぎてしまいます。よしそろそろお開きと工場長が言って、みんなそれぞれ2次会に行く人や帰宅する人など色々でした。
私は行きつけのBARに、同僚の日本人と留学生数人と行くことになりました。ジュリも一緒に来たのですがBARでテキーラのショットを飲んでいて、あまりの酒豪さにびびってました。
私も含めて、みんなかなり酔ってきててヤバイ感じだったので、そろそろ帰ることにしました。
始まりが早かった事もあり、まだ深夜1時でした。明日も休みだったので、家でゆっくりと飲もうと思っているとジュリが「一緒に私の家で飲みたい」と言ってきました。
これが失敗でした。
自宅でまさかの事態!
私は酔ってハイテンションだったので、すぐにOKしてコンビニでビールやワインを買って、私の家にいきました。
私の家に着いてテーブルに座るとジュリと私2人です。私達は、何気ない話で盛り上がっていました。
私にジュリが「今日泊まりたい」と言ってきたので「いいよ」と言ってシャワーを貸して、私のジャージを渡しました。
ジュリがシャワーを浴びて上がって来ると一気に酔いが覚めました。
そこには、ギンギンに勃起したジュリがいたのです。私はとっさに「違う違う」と言って自分を守りました。パニック状態でした。
勃起したジュリの姿はまるでAVでみる黒人でした。ジュリは自分の私服に着替えて、泣いています。私は、ジュリにわかるように恋愛感情がないことを伝えました。
ジュリは、わかってくれたのか落ち着いた様子に戻りました。それからまた2人で飲み出していると、ジュリがジェンダーレスであることを打ち明けてきました。
彼は今までに4人の男性と付き合って、肉体関係をもったと言っていました。すごく真面目に話しを聞いて、彼はすごく勇気ある発言をしたと感じました。
それで彼は今まで、私にずっと恋愛感情を抱いていたそうです。私はジュリに友達として、すごく大事に思っていると話し、これからもそれは変わらないと伝えると、彼もそれで納得したみたいでした。
2人でそのあとも飲んで、気づいたら朝方になっていて私はソファーで寝ることにしてジュリにベッドを貸してあげました。これが失敗だったと後になって気付くのです。
私はジュリの全裸事件で中々眠れずにいました。正直なところ、あのジュリの巨大な大蛇に襲われることを恐れていたのです。
朝になっていて窓から日差しがさしていました。私は、カーテンを閉めて部屋を暗くしてだんだん眠くなっていました。気がつくと、私は深い眠りについていました。
目が覚めると、外が暗くなっていてかなりびっくりして、時計を見ると夕方の6時でした。昨日は、あんな事があったし相当疲れていたのだと思います。
ジュリからラインが届いていて、丁寧な文章で泊めてくれたお礼と、私がジュリに対してジェンダーレスであることを理解して友達でいてくれる事に感謝しているといった内容のメールでした。
私はジュリに返信してから、貸したベッドをコロコロで掃除したあとに、ファブリーズを50回くらいプッシュしました。すぐに貸したジャージも洗濯しました。ジュリの事を思い出して少し恐ろしくなりました。
会社でとんでもない事件に
週明けに会社に出勤すると、事務員の若い女の子たちが何だかざわついています。気にせずに仕事をしていました。
昼休みに食堂があるのですが、そこで昼ごはんを食べていました。すると、よく喋る仲の良い同い年の事務員の女の子が私のところに来て、大変な事になっていると話したのです。
どういう事か聞くと、ジュリは仲の良い女の子の事務員に自分がジェンダーレスであることをカミングアウトして、なおかつ私に恋愛感情がある事を相談していたのです。
その相談された事務員の女の子も親身になって話しを聞いたりして応援してたみたいです。ジュリを含めて事務員の女の子たち6人でライングループを組んでいたそうです。
そして、なんとそのライングループに、私が寝ている時に、私の顔にキスをしている写メをグループラインに送り、私とセックスしたとまで言ったそうです。
そのとき私は失敗したと、強く後悔しましたがもう手遅れです。事務の間で話はあっという間に広がっているのです。
私は女の子に写メを見せてもらいました。すると私の頬に顔をニヤつかせたジュリががっつりキスしていました。まるで、2人で寝ているかのような写メです。
私は「誤解だ」と言い真実を話しました。
女の子たちは、私の話しを信じていないみたいで「隠さなくて良いよ」とか言ってきて、本気で死にたくなりました。「これで俺も立派なジェンダーレス」そう思って絶望していました。
ジュリに対して、なんでこんなデマを流すんだと怒りでいっぱいで、ぶん殴りたい気持ちでした。
さらに驚くべき事実を私は知りました。ジュリは飲み会の次の日に、アルバイトを辞めたらしいのです。
急に「国に帰る」とか言い出したみたいですが、私はジュリがバックれた理由がなんとなくわかっていました。
私にセックスを求めて、ギンギンに勃起した姿をみんなに私がバラすと思ったのでしょう。こんなデマを流すのも、断られたことに対する恨みからなのかと思いました。
最悪な気分でしたが、とりあえずジュリに対しての怒りがハンパなかったので、すぐにジュリに電話すると、アナウンスがなって出ませんでした。おそらく着信拒否されたのでしょう。「なんでこんなことするのか?」とラインをしても既読が付きませんでした。
ラインもブロックされたみたいです。
私は、抑えきれない感情をどこにぶつければ良いのかわからずに、気付いたら夜の繁華街の一室で風俗嬢と、今までにないくらい激しいセックスをしていました。
24歳 グラフィックデザイナーのありえないジェンダーレス外国人に言い寄られた話