【社内恋愛の失敗談2】会社の憧れの先輩と一夜の過ち、弄ばれた最悪の失恋

 

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社内恋愛に発展すると思いきや

社内で憧れだった先輩Kさんは、仕事が出来て頼りがいのある素敵な男性でした。

 

私がKさんを好きになったのは、自分が仕事でミスをしてしまった時のことがきっかけでした。

Kさんの営業アシスタントをしていた私がミスをしてしまい、取引先に迷惑を掛け、先方を怒らせてしまったのです。

 

Kさんがその取引先との信頼関係を築くためにこれまでどれだけの努力をしてきたのかは、アシスタントの自分がとてもよく知っていました。

それなのに私のせいでその信頼関係が壊れそうにしまいました。

「お前どうしてくれるんだよ!」

と怒鳴られても不思議ではないこの状況で、Kさんは決して感情的になりませんでした。

 

まずは冷静に対処をして取引先とのトラブルを無事収めることで、これまでよりも強い信頼関係を築いた彼の凄さには、驚くばかりでした。

 

かたや何も出来ずに落ち込む私でしたが、そんな私にも上手に今後のアドバイスをくれました。

そんな彼を大人の男性として意識するようになり、恋愛感情を抱くようになってしまったのです。

 

これまで社内恋愛なんて考えたこともありませんでした。

公私はきっちり分けたほうが良いと思っていたからです。

 

でも日々ずっと一緒に仕事をしていると、彼に対する思いは募るばかりで、気持ちを抑えることが出来なくなってしまいました。

 

 

そんな時、残業の後で

「週末だから飲みに行かないか?」

とKさんに誘われました。

 

二人きりで飲みに行くなんてまたとないチャンスだと思い、もちろんその場でOKしました。

Kさんも私も営業部門にいるだけあって、二人ともお酒は弱いほうではありません。

二人で他愛もない会話から始まりましたが、Kさんは一切仕事の話はせず、話題は休日の過ごし方などプライベートなことがメインとなってゆきました。

 

これまでKさんとこんな話をしたことがなかったので舞い上がってしまいました。

新しいKさんの魅力を知ったような、社内の誰もが知らないKさんを彼が私だけに教えてくれたような気がして嬉しかったのです。

 

ついつい普段よりも飲み過ぎてしまい帰る頃には足元がふらついてしまいました。

その時、Kさんがいきなり

「どこかで休憩していこうか?」

と耳元で囁いたのです。

 

(これはもしや?)

という予感がしなかったといえば嘘になります。

 

でもずっと大好きだったKさんだし、職場の先輩なのだから、彼もそれ相応の覚悟があって私を誘ってくれたのだと思いました。

 

こんな勢いでもなければ、とても恋仲などにはなれないだろうと思い、私はその流れに身を任せることにしました。

 

 

私達は職場の先輩・後輩という一線を越えました。

 

 

でもその日以降、Kさんが個人的に私を誘ってくることはありませんでした。

休日にどう過ごしているかなどの話をしたのだから、デートに誘ってくれても良いはずなのに、仕事の用がある時以外は、全く話しかけてくれません。

 

嫌われてしまったのかな?

・・・と少し落ち込みながらも彼の態度が変わった理由が分からずに悩んでいました。

 

 

その後、恋仲になりたいと思っていたことが単なる私の一人よがりであったことを思い知らされてショックを受けました。

彼は女性社員に人気がありますが、自分に気がある若い女性社員を飲みに誘って一夜を共に過ごすという噂があると、同僚から耳にしたのです。

 

私もその女性たちの中の一人に過ぎなかったのです。

 

社内では

「弄ばれた!」

と騒ぐ人がいなかったので全く知りませんでした。

 

私はきっとKさんに軽い女だと思われたに違いありません。

大失敗だと思いました。

 

これまで自分はお酒に強いので失敗なんてしたことがありませんでしたが、今回のことはつくづく懲りました。

最悪の失恋です。

 

もう暫くは親しくもない男性と二人きりで飲むなんてことはしたくありません。

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