今思い出しても切ない恋。
過去の恋愛では何度か失敗をしてきました。
しかしその時はその恋愛が正しいと思っているので、
その恋愛が失敗に終わるなんて想像もしていませんでした。
そんな私の切ない恋愛体験談を振りかえってみたいと思います。
その恋が始まったのは私の一目惚れでした。
私の親友の彼氏の友人を好きになるというパターンは意外と私の周りではよくある事だと思っていましたが、
私も彼との出会いは親友の彼氏が連れてきた友人を好きになるという,
よくあるパターンで始まりました。
その人にはその時は彼女がいると聞かされていましたし、
特に私を紹介するという感じでの出会いではなくて、
親友が彼と彼の友人がご飯を食べているから合流してみよう！
と言われて、
それについて行く形で彼とは初めましてをしたのです。
第一印象から凄くタイプの顔だったので、
私の中ではかっこいいな～と思っていました。
しかしその食事の場でも彼女から連絡が来ていましたし、
向こうは特に私に眼中はないという感じの始まりでした。
その後、
私がいつも親友に彼氏の友達カッコいいね～カッコいいね～と連呼していたので、
それが友人の彼の口から彼に伝わり、
またの再会となりました。
再会した彼は彼女とは別れていてフリーとの事でしたので、
親友カップルは私を猛烈に彼にお勧めしてくれていました（嬉）
向こうも押し切られる形で連絡先の交換をし、
「良かったら今度は２人で・・・」
の流れになりました
（無理やりな感じがありましたが）
始まりはどうであれ、
これで私にもチャンス到来だと一気に嬉しくなりました。
しかしその恋はとても切ない体験となることをまだその時は全く感じていなかったので、
自分の中でいけると思っていました。
彼とが付き合っている様ないない様な微妙な関係が暫く続きましたが、
そんな微妙な関係が嫌な私はここは勝負に出るしかないと思いながらも、
彼が離れてしまうことが嫌で、
相変わらずどっちつかずの関係を続けている自分に嫌気も差していました。
彼との微妙な関係は私が招いた結果。
彼との恋愛体験が今思うと、
恋愛ではなくて私の一方的な気持ちが強かったと感じます。
そんな切ない恋愛体験はその前にも経験があったので、
私は自ら失敗を招くような恋愛に持っていってしまうことがある体質なのかなと感じる事もありました。
それは、
その時もまた過去と同じ失敗を繰り替え返すことをしていたのです。
私は相手を失いたくないと思うと、
絶対に相手が悪いと分っている事も、
見ないふりをしたり、
また場合によってはその悪い事を認めてしまうことがありました。
その時も彼が私との関係をきちんとしてくれない最中、
他の女性と食事をしたりデートしたりしている事を知っていながら、
最終的にはその事を認めている自分がいました。
また対等に喧嘩をする事も避けましたし、
そのうちに食事や飲みに行っても私がご馳走する事が多くなりました。
きっと私が誘わないと彼からは誘ってはくれない事も分っていたので、
私の中で着てくれるだけで十分と思っていました。
親友が彼と別れてしまい、
益々私の存在は彼からどうでも良い扱いを受けている事も気が付いていましたが、
その事からも現実逃避していました。
親友からは
『あの彼はあまり評判が良くないみたいだから辞めた方が良い』
と言われてもいましたが、
そんな事も分っていながら、
彼が私から完全に離れることが辛くて悲しくて、
それでもいいと思って微妙関係を続けるという、
とても切ない恋愛をしていました。
ですがそんな私に、
決定的な台詞を彼から突きつけられました。
『プライドがない女は嫌い』
そんな事は自分でも分っていましたが、
それでも泣きながら彼にすがる私は本当に今思うと惨めです。
時が流れて冷静になった時に、
どうしてあんな男が好きだったんだろう？
って自分でも不思議でしたが、
時に女性は最低な男が凄く魅力的だと感じる事があるんだと思います。
今の私ならば同じ繰り返しはしない自信はありますが、
あの時はその事すら気が付いていなかった未熟者でした。
もう同じ事は二度としません。
