初めての恋愛に彼を選んだ失敗談・・・そして優しそうに見えた彼がストーカー化していく

恋愛,失敗,ストーカー

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優しいとい思った彼との出会い

彼は友人の同級生でした。

顔は全然タイプじゃないし、背も低いし、生真面目そうでなんだかあまりいい印象ではありませんでした。

しかし彼は私のことを気にいってくれたようで、

後日友人から聞いた話では執拗に私の連絡先を聞き出そうとしていたそうです。

周囲からはあまり好かれていなかったようで、

友人は私と彼が付き合わないように絶対に連絡先は教えないと心に決めていたようです。

 

そんなことは知らない私は、偶然彼とレンタルCD店で会ってしまったのです。

 

最初に会ったとき、友人が一緒だったので私と彼を遠ざけようと、

あまり彼と話もしないままでした。

 

しかし、

2度目に偶然会った時彼はあの時からずっと気になっていたと私に話しかけてきました。

 

恋愛にあまり免疫の無い私は悪い気はせず、

なんとなく彼に連絡先を聞かれ、連絡先を教えてしまったのです。

恋愛経験が豊富な人ならそんな間違いをすることは無かったでしょうが、

連絡先を教えたのは完全に失敗でしたね。

 

それから彼は、まめに電話をかけてくるよになりました。

もうすでにストーカーの要素は現れていたのです。

その時に気が付いていればあんな失敗することも無かったのに、

ストーカーの恐怖を感じることも無かったのに、

恋愛オンチが生んだ悲しい失敗の始まりです。
彼と連絡を取り始め半年が経とうとしていた頃、

彼はあまり私のタイプではなかったけれど、

私を労わる優しい言葉と私をリサーチしつくしていて、

私が好きな食べ物から行動まで把握していました。

 

もうその時点でストーカーですよね。

 

でも、

そんなことが初めてだったので、

私はすごく愛されているのではないかとお付き合いすることに決めました。

 

もちろん友人からはかなりの反対を受けました。

 

友人は彼と小学校と中学校が一緒で、

彼をよく知っていたからこそ反対してくれていたのです。

恋愛オンチが生んだ悲しい結末

そうして彼とのお付き合いが始まりました。

彼はとても優しく、

仕事上がりには疲れているだろうとスイーツをよく買って待っていてくれました。

もちろん私の好きなスイーツを知り尽くしていました。

 

一緒に出かけても彼は私を気遣い荷物を運んでくれるのはもちろんの事、

何でもすべてやってくれました。

 

私は最高の恋愛をしていると勘違いし始めた矢先、

友人と私二人で旅行に行くことになりました。

 

普段から仕事は何時終わり?不規則な勤務だったので、

夜勤があり夜勤中にもメールが嵐のように届いていました。

 

旅行に行くのを猛反対されましたが、

予約をしてしまっていたので行くことになり彼は露骨に不機嫌になりました。

 

気づけば夜勤中の大量のメールや仕事終わりの時間確認などもう完全にストーカーでしたね。

 

それでも恋愛オンチの私は、

愛されているから、

彼は私の行動が気になるんだと思っていました。

 

友人と旅行に行ってからはさらに、

彼の束縛や行動の監視はひどくなりました。

 

旅行に勝手に行ったのは完全に失敗でした。

 

友人と遊ぶ時や仕事の始まり・終わり、

今どこにいるのかすべてを連絡しないと行けなったのです。

 

さすがの恋愛オンチでもこ異常さに気が付きました。

もう耐えられないので、

彼に別れを言うと、

もちろん彼は別れないと言っていました。

 

毎日のように電話が鳴り、

勤務先や自宅前で私を待っているのです。

 

もう完全なストーカーです。

 

ここで私はあまりにも彼がかわいそうになり、

彼の話を聴く機会を作ってしまったのです。

 

これも失敗でした。

 

突き放していればよかったのに、

彼は努力すればまたやりなおせると思ってしまったのです。

 

失敗に失敗を重ねた私は、

もうどん底でした。

 

毎日の電話の音に恐怖を覚え、

彼が勤務先や自宅前で待っている憂鬱さ、

あの頃の私はかなり弱っていました。

 

このまま彼がストーカー行為を続けるなら警察へ行くと友人にはなしました。

友人は、そのことを彼に伝えてくれました。

 

それから、

電話番号を替え、

引越しました。

 

私が体験したストーカー行為です。

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