彼の虚栄話を疑いもせずに信じて周囲に自慢して失敗…
代の頃の恋愛は、往々にしてピュアですよね。
まあ10代とは言え、大学生の頃の話ですけれど。
大学生って、本人たちは「もう大人」といった気分で過ごしていますけれど、
しかしながら20代の社会人になってみて思えば、
「あの頃は子どもだったなー」なんて思いますね。
いい意味で世間知らずだというか。
だって、人の言ったことをすべて真実ぐらいに思ってしまいますからね。
しかも「いい大人がウソなんてつかない」などと勝手に思い込んでいますので、
明らかに虚言でもとくに疑いも無く信じているのですよね。
そこがピュアというかなんというか…。
けれどもこの体験は騙されで金銭を奪われたですとかそういった類いの話ではありませんからね。
あくまで、まあ可愛らしいとも言えなくもないような恋愛の失敗体験談のひとつです。
まあ言ってしまえば、4つ年上の社会人の男性のウソ設定をとくに疑いもせずに信じ込んでいた〜といったようなものですね。
彼は私の友達の彼氏の年上のお友達だったのですが、まあ言っていることをまんまと信じてしまいましたね。
まあウソといっても小さいものではあるのですが。
たとえば「高校生の頃はモテていた」ですとか、
「高校の頃は陸上の選手で、脚がむちゃくちゃ速い」ですとか、
そういった虚栄を張りたい思いからのウソですね。
けれどもこっちはピュアなアホですから、
「うそ!この人すごーい!」
「高校の頃はモテてたんだなー」
「私はクラスでも地味目だったから…」
「クラスでもトップクラスなイケている人と付き合えるなんて」
なんて、妄想してはしゃいだものです。
そして大学1〜2年生ぐらいのころなんて高校生に毛が生えたぐらいの感覚ですから、好きになった人のことを友達に言いたくなるじゃないですか。
とくに恋愛の初期段階なんてものは、その恋が失敗がどうかなんてとくに考えずに突き進むものです。
ですから周囲に自慢しまくって…、
けれどもその人と同じ高校だった兄を持つ人がいて…と、
後は説明しなくてもわかりますよね。
そこで彼のウソが明らかになり、一気に冷めていきました。
寸借詐欺的な彼氏の行為もしっかりした性格と前向きに解釈
ピュアな恋愛体験と言えば聞こえがいいかも知れませんが、けれども今思い出してもムカムカするのはお金の貸し借りでの恋愛トラブル体験ですね。
ちょっとオーバーに言うのでしたら。
結婚詐欺師の常套手段として「結婚しよう!いずれ結婚するから共同財布でいいよね」というような感覚にてお付き合いしてくることですよね。
けれども若くてピュアで〜というか、社会人になる以前ですからそこまで金にセコセコしていなかった頃は、相手の意向に沿っていたところがありますね。
ですから「社会人は税金から家賃から全部自分で払っているからお金が厳しい」という言葉もすべて信じていましたし。
それに現実的なところで言ったら「給料入ったら返すから」も信じていましたからね。
しかも当時の彼氏は学生である私に借りるお金の金額もセコくって。
まあ数万円と言われたところでそんなお金は仕送りしてもらっている立場ですし、とても出せませんけれど。
ですから彼氏に貸せる金額としては、3千円とか5千円とかいった感じです。
けれども仮にもお付き合いをしている間柄ですから、口約束じゃないですか。
まさか契約書を交わすわけにはいきませんから(気まずくなるだろうから)
口約束&手渡しじゃないですから。
ですからこそ失敗なのでしょうね。
だって、貸した金額がきっちり返ってきたことがありませんから。
「この間、お金を借りたから今回はここオレが持つわ」といった感じで、貸した金額よりも低い金額のおごりをする…といったいように。
しかも二人合わせての支払い金額が、以前貸した金額分だったりしますからね。
ですからセコいと言いましょうか。
けれども恋愛している最中ですと、相手のこういった小さい&セコい部分でさえも良く解釈してしまうところがありますよね。
「ちゃっかり」している性格を「しっかりしているなぁ」といったように。
これがもう失敗なのですけれど。
でも当時は「彼といずれは結婚するだろうからまあいいか〜」などと思っていた自分をぶん殴りたいです。
そしてお金を取り返す!