卒業式が終わり告白のラストチャンス!女子から勇気をだして告白した結果は、、

桜と学校

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高校生の3年間、片思いのサッカー部の彼

私は高校生の頃3年間恋愛している男子がいました。

 

 

その男の子は、サッカー部に入っていて、いつも大きな声でみんなに指示を出したりするしっかり者のキャプテンでした。

 

 

いつもグランド中を走り回っているカッコいい姿がとても素敵な人でした。彼を好きだという女の子も何人かいました。彼は、性格が優しくてしっかりしているだけでなく、とてもカッコいいからでした。

 

何人か彼に告白した女の子がいたのですが、毎回失敗していました。理由は決まって女に興味がないということでした。

 

 

噂では、女と付き合うなんてめんどくさい、男といる方が全然楽しいと言っていたそうです。

 

 

それで、モテていたにもかかわらず奇跡的に彼女は出来たことがありませんでした。どちらかというと、いつも男同士でつるんで、女の子と話すことが苦手なタイプだったことが原因だと思います。そんな硬派なところがある彼のことがとても素敵でした。

 

一方、私は、テニス部に所属していました。
どちらかというと運動は苦手でしたが、中学からの友達に一緒にテニスをしようと誘われたことがきっかけでした。

 

 

だけど、部活の仲間がとても仲がよく、みんなと楽しく部活ができるのがすごく楽しくてなんとか続けていました。レギュラーとかには、残念ながら慣れなかったのですが、テニス自体に面白さも感じていたので毎日放課後になるのが楽しみで仕方なかったです。

 

それに、テニスコートは、サッカー部の部活しているグランドの隣だったので、よく彼が見えたのです。ボールを拾うふりして彼のことをこっそり見つめるのが私の密かな楽しみでした。
私が彼を好きなことは、仲の良い友達が知っていたので、彼が近くに来ると教えてもらったりして、彼のことを観察していました。

 

部活に一生懸命な彼だったので、目が合うことはほとんどありませんでした。そのため、こんなに見ていても彼に気持ちを悟られることはありませんでした。

 

 

また、私達は1.2年のクラスで同じクラスになったことはありませんでした。2年生まではほとんど話したことがなかったのです。

 

 

そのため、彼と仲良くなる機会がほとんどなく、私は好きだけど見つめることしか出来ないもどかしい気持ちでずっと2年間過ごしていたのです。その間、誰かに彼を取られるんじゃないかと心配でしたが、恥ずかしくて積極的に話しかけたりなんてとても無理でしたし、彼はいつも男子とつるんでほとんど一人でいることはなかったため何もできない状態でした。

 

 

彼と急接近したきっかけは

そんなクラスも違い接点もない私が彼を好きになったきっかけは、年に何回かあった交流昼食会でした。

 

 

私の高校では、クラスで何人か選ばれて一つの教室でみんなとご飯を食べるという行事がありました。色んな年代の生徒が男女関係なしに集められてとても楽しい昼食会でした。

 

 

その時にその彼と隣になったのです。彼とは挨拶程度の会話をして、ご飯を食べていました。その時は全く意識していませんでした。そして彼はご飯を食べ終わると、きちんと手を合わせて小さな声でごちそうさまと言ったのです。

 

そして、周りにお先に失礼しますねと言って席を立っていったのです。私は、そのきちんとした姿を見て、なんかこの人いいなと思ったのです。それから、なんだか彼のことを気になってしまいました。気がつけば彼のことを目で追っている自分がいました。

 

 

彼を見ていて気づいたのが、とてもしっかりしていて、笑顔が可愛いことでした。そして、ほとんど話したことないし、彼のことをよく知らないのに好きになってしまったのです。

 

 

そんな彼を見つめるだけの日々を過ごしていた高校3年生の時に運動会の応援で実行委員になったのです。実行委員は、クラスで何人か選抜されて、みんなで協力して応援団になったり、それぞれの組の看板をみんなで作ったりと色んな準備をしました。

 

私は、応援団になりました。1年生の時から憧れていたからです。すると、偶然にも彼も同じ組みの応援団になったのです。

 

とても嬉しくて仕方なかったのと、もう高校3年生なので、この運動会が仲良くなる最後のチャンスだと思いました。そして、運動会の応援の練習が始まりました。やはり彼はしっかりしているので責任者のような立場に決まりました。

 

そして、ここでも運動神経の悪い私は、みんなの足を引っ張らないように一生懸命練習していました。そして練習後、失敗しないように少し残って練習している時、彼も体育館に入ってきたのです。

 

それで、まだ練習してたの?と聞かれたので、わからないところあって練習してたんだ、でももう帰るところなんだよと言いました。

 

どこわからないの?と彼に聞かれて、そのまま一緒に練習に付き合ってもらいみっちり練習することが出来たのです。

 

その日から何回か彼と居残り練習をして彼に教えてもらうことが多くなりました。そして、彼と少しずつですが仲良くなることが出来たのです。

 

彼に恋愛中の私は嬉しくて仕方なかったです

 

 

卒業式、もう今このタイミングを逃したら

そして、ある日の練習の帰り道いつもより遅くなって暗くなってしまいました。彼は暗いし心配だから家まで送るよと言ってくれたのです。

 

 

私は近くだし悪いからいいよと言ったのですが、送ってくれることになりました。そこで、これからの進路など部活についてなど話していました。

 

 

そして、彼からテニス部だよね?なんか、グランドから見えるから、よく頑張って練習してるのとか見えてたよと言われたのです。

 

すごく嬉しくて、部活していて本当に良かったと思いました。そこで、彼となんとなく恋愛話になりました。

 

彼にすごいもててるよね!誰とも付き合わないの?と聞くと、あんまり女の子と話する機会ないから好きにならないんだと言っていました。

 

そして私にも彼氏とか作らないの?と聞かれました。告白されても断っていると聞いたけどと言われたのです。実は私もほんの少しだけ好意を持ってくれる男子がいて何人か告白されたのですが、全て断っていました。

 

正直に片思いしてるんだと言いました。

 

そして、その人に高校1年生の頃からずっと好きだけど、失敗するのが怖くて告白できないでいるんだと言いました。

 

すると、私に大丈夫だと思うよ、優しいし、可愛いし好きと言われて嫌な気持ちになる人はいないと思うよと言われたのです。
もうかなり嬉しくて、顔が真っ赤になってしまいました。

 

 

この時点で彼に告白してしまえば良かったのですが、そんな勇気は持てず家についてしまったので、そこで別れてしまいました。

 

 

そして、また送ってもらえる機会がありました。

 

彼とまた他愛もない話をしていた時に彼に好きな人ってどんな人?と聞かれたのです。

 

それで、サッカー部と思い切って答えました。

 

彼は、エー!じゃあ知ってる人じゃん!誰だろうと考え始めました。

 

そして、いろんな人の名前を挙げて当てようとしましたが、全部違うよと否定していました。

 

ヒント教えて!と言われたので、思い切ってご飯食べた後にきちんと手を合わせて小さくごちそうさま言えるしっかりした人だよと言ってじゃあね!と言って走って帰ってしまいました。

 

多分ここまで言ったらもう名前を言ったようなものだからです。そして、その後運動会も終わり、彼と接点がなくなったまま卒業式を迎えました。

 

 

そして、卒業式が終わった後に彼を見つけました。

 

いつものように男子と一緒にいましたが思い切って声をかけて話したいと言いました。男子から冷やかされたけど、もうここしかないと思ったのです。

 

 

 

そして、彼に好きですと伝えました。

 

彼も帰り道に聞いてからずっと気になっていたと言われ、私達は見事に付き合うことが出来たのです

 

30歳 会社員の若かりし頃の恋愛の体験談

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