恋愛奥手だけど密かに怖いものなしのナイスボディ、でも惨めな恋愛の失敗

恋愛 失敗 ナイスバディー

恋愛 失敗 ナイスバディー

 

超ナイスボディの私だけど、誰にも見てもらえない

私が大学2年生の時のお話です。

私は三人姉妹の真ん中で、経済的には何不自由なく育ちましたが、父母とも厳格で怖い人、二人の姉妹も地味で堅実が取り柄というような面白みのない家庭でした。

そんなわけで私もどちらかというと勉強ばかりして大した失敗もなく優等生として高校時代をまでを過ごして来ました。
まあ、どちらかというとブスに分類されることがほとんどで、恋愛とも無縁、もちろん彼氏などできたこともありません。

3つ上の姉も、失敗を恐れて石橋を叩くタイプで、恋愛などせず女子大を出ると早々と都庁勤務のお役人と見合い結婚してしまいました。妹も恋愛もなし、失敗もなしというタイプです。

 

そんな私ですが、密かに自慢することが有ったのです。

それは、高校二年の修学旅行の時くらいからですが、友達と一緒にお風呂に入る時などに、あなた以外にいい身体してるわね、とか凄いナイスボディね、怖いものなしじゃない、とか言われることがあって、自分でもそれを意識するようになったのです。
そして、お風呂場やら一人で部屋にいる時などに裸になって自分の身体をつくづく検分してみると、所謂モデル体型というのとは違うのですが、身体全体に弾けるような弾力とメリハリがあり、ウエストは56センチくらいしかなく、見えない糸で絞り上げたように引き締まっています。

バストもGカップの90センチはたっぷりあって、何もスポーツの経験もないのですが、足首はキュッと締り、太腿もヒップも素晴らしい肉付きで盛り上がっています。

 

後で知ったのですが、

高校の同級生の男の子たちは体操着姿の私を見て、

「グラブ」(グラマーブスの略)とアダ名していたそうです。
ふたりの姉妹はどちらも裸になっても貧弱としか言うようのない惨めな肉体なのに、私だけ突然変異なのしょうか。
テレビや雑誌のグラビアにビキニ姿で出てくるグラビアアイドルと言われる女の子たちの身体と比べても全然遜色ないどころか、私のほうが絶対勝ってるのに、といつも思うようになりました。
私は家の父母の怖い雰囲気に流されて、派手な服装などしたくても出来なかったし、もちろん太腿むき出しの超ミニスカートなど穿いたお事もありません。

でも私がそういう格好をすれば、すごく似合うし、めちゃくちゃ男の子たちにもてるだろうということは、もうはっきりと分かるようになっていました。

ついに好きなった彼、そして初デートでの大失敗

共学の一流と言われる私立大学に入学してからも、メガネっ娘で地味な外見は変わりませんでしたが、恋愛には無縁そうと思われても、私脱いだら凄いんだから、という自信を大きな胸に秘めていたのでした。
アルバイトでためたお金は、密かにグラビアアイドルが着て写真に移っているような超ミニのドレスやセクシー下着や、際どいビキニの水着を買うのに使ったりしていました。

そういうのを夜家族が寝静まった後、自室で身に着けて、一人で鏡に写してみたり、写真を撮ったりしているだけで、素敵な恋愛にあこがれて何だか官能的な気分にもなり、満足していました。
けれど、誰も私のこの凄い肢体を見てくれない、見て正当に評価してくれる男の人がいない、ということがたまらなく辛いことに思えてきたのです。
それで、次に私が試してみたことと言えば、バイトの帰りなどに絶対に知り合いには合わないと思われる山手線の駅で降りて、トイレで超ミニにタンクトップのような服に着替えてサングラスを掛けて繁華街を一時間くらい練り歩いてみることでした。
男の人達の反応は私が思っていた以上のものがありました、スレ違いざまに振り返ってみる人はかなりたくさんいるし、声をかけてくる人もいて、私はうれしくなりました。

怖い思いをしたこともありましたけど、頭の上から脚の先まで、体中を舐め回すような視線というものを初めて感じました。それも悪く無いなあって。
そんななか、大学二年生になって、私が所属していた読書サークルの二年先輩の男子が、サークルのコンパの席でたまたま隣に座って、話す機会がありました。

その時まで、その人のことは殆ど意識したこともなく恋愛の対象として見たこともなかったのですが。
その彼が私に小声で、

「~~ちゃんって、ほんとうは凄いナイスボディなんじゃねえの」

と話かけてきたのです。

 

私はかなり、びっくり仰天。

あらためてその彼の顔をまじまじと見つめました。

 

余り特徴のない、平凡な、とにかくはイケメンとは言いがたいオタク系男子ですが、私は、その言葉だけで、彼が好きになってしまったらしいのです。実は怖いくいらいの眼力をひめているのかもって。
その時は、

「え~~、そんなこと何でわかるんですか~~」

と私はマヌケな声をあげるだけでした。

 

でも、その時から二週間、何時何をしていてもその彼のことが頭から離れない自分に気がついて、これが恋か、と。

 

そして、そこから、私の失敗をも恐れぬ大胆行動が始まったのです。

自分でもびっくりするくらいの何と大胆な私。
その次の週に私は彼を電話でデートに誘いました。

初めて私が本当に好きになった男の人に私のこの自慢のセクシーボディを見せて、魅せて魅せつけて、悩殺して、たくさん褒めてもらわなきゃ、と思ったのでした。
もちろん私はまだ処女だし、彼もだぶん童貞だろうから、すぐに裸になるのは無理かなあ、と。

 

それで、プールに誘ったのでした。

 

もちろん私の身体を見せるためです。

それも都内の一流ホテルのプールにしました。
私はこの日に着るビキニを買うために専門の店で色々試着して、調子に乗りすぎてとんでもないものを買っていたのです。

ブラジル女性が着るような、一辺が7,8センチくらいしかない三角形のブラと紐だけのティーバックのパンティ。

前も当然超ミニの三角のみ。

でも着てみたら自分でもすご~~い、ってなっちゃって。

頭が完全にいかれてたのかもしれなくて、それで、それ着て彼氏とのプールデートでした。
後のことはもう思い出すのも嫌になります。

 

彼は私を見て、さすがに超びっくりでものも言えず、恥ずかしさにすぐにどこかに行ってしまって。

私もすぐにプールの係員から、わいせつ過ぎる、と言われて退場させられました。

おこられてとても怖い思いもし。

 

もう、ひどい失敗。

 

大失敗。
いったい、いつになったら、私のナイスボディが正当に評価されるのかしら。

 

それともこれは私の妄想なのかなあ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です