【残念な相手との恋愛失敗談1】勘違い女ざまぁと言われても仕方がない尻軽女になっていた私

 

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勘違い女にゲス男

私には忘れもしない恋愛の失敗体験談がある。

 

当時、私は20歳。

華の女子大学生だった。

 

 

その頃、中学生の時からずっと付き合い、このままいけば結婚するのだろうかと考えていた彼がいた。
が、大学に進学してからの彼は煙草を吸い出し、麻雀とお酒に浸る毎日。

 

サークルの女の子とデートやら、

お泊まりやら…

まったくの別人のような人になっていた。
おまけに私に対する束縛は激しくDV紛いのこともあった。

 

 

その時は冷静に将来を考えた私。
「このまま彼と結婚したら私不幸せだわ!」

そう思い、逃げるように別れたのだった。

 

 

しかし、中学生の頃から付き合っていた彼がいなくなったことで、何を勘違いしたのか私は

「自由なんだから楽しまなくちゃ!」

とそれまで行ったことがなかった合コンに参加してみたり、人の紹介をそのまま受け取りデートをしてみたり、声をかけられたら簡単についていったりと、何とも尻軽な勘違い女になっていた。

 

容姿には少し自信があったのだ。
告白されることも多かったが、長年付き合っていたその彼がいたのですべて断ってきていたのである。
しかしその彼はいなくなり、ますます声をかけられることが多くなり、ただただ調子に乗っていた。(今考えると、本当にイタイ)

 

 

その中で一目惚れした男性がいた。

ここでは、Kさんとしよう。

Kさんは色が浅黒く、黒髪の短髪が似合う眼の大きな男性だった。

年齢は2つ上で、大学4年生。

細身だが筋肉があり、とてもフレンドリーな居酒屋の店員さん。

 

 

友人と
「あの人イケメンだよね!」

と盛り上がり、Kさん本人にもたびたび声をかけて、随分楽しく過ごしたのだった。
そして、友人と2人でKさんにメールアドレスと携帯の番号を渡して、

「連絡くるかな!?」

「えー!来たらどうする!?」

などと酔っ払いながら盛り上がったのだった。

 

その日の深夜、

なんとKさんからメールが来たのである。
まあ内容としては、当たり障りない

「また来てくださいね!待ってます!」

という内容。

 

それに対して酔っている馬鹿な私は
「Kさんに一目惚れしました」
とメールを送ったのだった。

 

すると、なんとKさんから電話が。

テンションが上がる愚かな私。

 

「今から会える?」

 

「◯◯ちゃん可愛いと思ったんだよ俺も」

などという甘ーい言葉を聴いて、断る理由もなく最寄りの駅を教えた。

 

 

Kさんは車で来て、私を乗せてドライブに連れて行ってくれた。
年上の男性は初めてだった私は、かなり緊張したものだ。
そのまま私の家になだれ込み、キスをする。

若い男女。
当然、

そういう空気感になる。

 

 

付き合ってもいない男性とこんななるなんて…!

初めてのことでとにかくドキドキと胸が高鳴る私!

 

 

服を幕仕上げられた、その瞬間!!!
「うっわ、まじ?思ったより胸ちっさ」
………え?

 

「Bくらいかこりゃ、Bもないか」

 

いや、Bはあるけど。

 

「まあ顔はいいしヤれたらいっかー」
茫然自失の私。

 

え、どういうこと?

 

胸で、胸の大きさで、価値決まった?
そりゃ小さいでしょうけど、え?

 

 

世間ってこんなに厳しいんですか?!?!

 

まあ、

ベッドインした。
が、愛撫などもなく、フェラをさせられ、即ドッキング!
顔面射精、口内射精させられ、なんというか虚しい。

 

ひたすらに虚しい。
唯一誇れたことは、

日頃の膣圧ケアのお陰でKさんを即射精させて

「やべえ、名器だった」

と言わせることができたことだろうか?

 

その分私は何も気持ち良くなかったのだがー!!!

 

その後何度かセックス目的でお会いすることはあったが、お付き合いに発展することはなかった。

 

 

セックスする度

「いや本当に名器」

「めっちゃ締まりがいい」

と言っていただいたが…

 

「胸小さいからな、恋愛対象にはならないよな」

との言葉を毎度の如く言われたのだった。

 

 

Kさんとは自然に連絡を取らなくなり、私が夢見た恋にはならなかったのだった。
当時の浅はかな考えは粉々に散り、自分自身の胸の大きさをこれでもかと呪った私の恋愛失敗体験談である。

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