【片思いの恋愛失敗談2】20代恋愛初心者女の私に一大チャンス到来も敢え無く逃す

 

恋愛 失敗 電車

 

恋愛初心者女にはチャンスつかむ方法がわからない

私は普段から人見知りが激しいタイプで、なかなか他人に心を許すことが出来ないようなところがあります。

 

社会人になってからは、一通りの大人としての社交辞令などにも対応できるようにはなりましたが、それでも同年代くらいから一回り上ぐらいまでの男性と話すのは苦手なほうです。

 

そんな私が恋愛に興味を持つなんてあり得ないと思っていました。

 

というよりも、20代になっても彼氏も出来ない自分に

「このままでよいのだろうか?」

と焦りを感じて、それがコンプレックスになっていました。

 

 

そんな私が初めて好きになったのは、通勤電車で見かけるサラリーマンの男性でした。

失礼ながら世間的には特別ハンサムというわけではありません。

でも、毎朝同じ時刻に同じ車両に乗ってくる彼をなぜかどうしても気になってしまったのです。

 

 

友達に相談すると

「知らない人なら思い切って声を掛けてみれば?ダメだったら通勤時間や車両を変えればいいだけだよ。」

と言われました。

 

確かに言われてみればそのとおりです。

失敗しても後腐れなくお別れすることが出来る状況なので、ダメもとで当たって砕けろ!というのも一つの案だと思いました。

 

 

でも初めての片思いなだけに自分からのアプローチの仕方が分かりません。

友達は

「サクッと声かけちゃいなよ!『毎朝、よく会いますね』と笑顔で話せばいいんだよ。」

と言いますが、恋愛初心者の私にはとても出来そうにありません。

 

 

毎朝同じ電車に乗り、すぐ傍にいるのに声が掛けられない

・・・私の思いは募るばかりでしたが、思いがけないところで転機が訪れました。

 

 

それは電車の遅延がきっかけでした。

いつも来るはずの電車が来ないのです。

(今日は遅刻だな、会議があるのにどうしよう!?)

と困っていたら、隣りにいた男性が話しかけてきたのです。

「暫く来ないかも知れないですね」

びっくりして振り向くと、片思いの彼でした。

 

彼は

「毎日同じ車両でよく会いますよね」

と、私に笑顔で言いました。

友達が教えてくれた声掛けのセリフそのままです。

 

実は彼も私のことがずっと気になっていて、これをきっかけに話しかけてきたのかな?と思いました。

 

物凄く緊張したけれど、いつもと違うハプニングが起きているというシチュエーションも手伝って、私もどうにか彼と

「困りましたねー」

という会話をすることが出来ました。

 

ホームのアナウンスでは、復旧まで40分ほどかかるとのことでした。

「ここで待っているのも寒いので、構内のコーヒーショップで一緒に待ちませんか?」

と言われて、ドキドキしながらついて行きました。

 

その後は、色々おしゃべりしながらなんとなく意気投合して、携帯番号やメールの交換までしてしまいました。

 

その時は内心、有頂天になって大喜びしたのですが、その後、彼から連絡が来ることはありませんでした。

 

友達に相談すると

「こんなチャンス逃すなんて絶対にダメだよ!」

と言われたので思い切ってメールで告白することにしました。

 

でも彼からは、返信がありませんでした。

 

翌日は彼と顔を合わせるのが怖くて、私は電車をわざと一本遅らせて乗りました。

 

でもその次の日は、やっぱり彼の気持ちを確認したくて、いつものあの電車に乗りました。

 

でも彼の姿はなかったのです。

私の告白は失敗に終わってしまいました。

 

 

今でも分からないことがたくさんあります。

何故彼は私をコーヒーショップに誘い連絡先を訊いたのか、何故彼は返信をくれなかったのかなど色々です。

 

もしかしたら、私の告白のメール内容を呼んで気持ち悪いと思ったのかもしれません。

”実は、すごく気になって、いつもあなたのことを見ていました”

と書いたのがいけなかったのかな

・・・と悔やんでいます。

 

文字で相手に気持ちを伝えるのは、本当に難しいなと痛感しました。

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